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ハンターバレーでワインを学ぶ

ワインの里として有名なハンターバレー。テイスティングをしながらワインのあれこれを教えてくれる、魅力的なスクールを併設したワイナリーがあると聞き、一路シドニーから北へ2時間半。ワインの芳香に酔いつつの口授はなかなか乙なものです。

お気に入りのワインを見つける

ワイナリー全景イメージ 目的のワイナリーの前で車を降り、見渡す限りのぶどう畑を前に感動していると、後方からヘリコプターの着陸音が聞こえてきました。振り向くと、悠然と降り立つ品のいい親子連れの姿が・・・。
遠方からヘリコプターに乗って、お気に入りのワインを買い付けに来るVIPがいる、とうわさには聞いていたけれど、そういう人たちが本当に存在するとは・・・。映画のワンシーンのようで、これから訪ねるワイナリーに否が応でも期待が膨らみます。

  たわわに実るぶどう

ワイナリー工場内見学
さて、肝心のワインスクールはといえば、まずはぶどう畑に案内され、青空の元でぶどうの品種や収穫の話を口授。その後ワイン工場の中に入って、ぶどうの皮と種を取り除く機械や熟成中のワイン樽を見学しながら、白ワインと赤ワインの製造法の違いなどを興味深く聞きます。工場内に広がるワインの芳醇な香りと分り易い説明との相乗効果で、すっかりワイン通の気分になり、テイスティングが待ち遠しくなってきます。  
 
  ワイン樽イメージ    

赤ワイン、白ワインイメージ

ブレンディングで好みの味をクリエイト


そして待望のテイスティング。ワイナリーのご主人の教えに従って白ワイン2種と赤ワイン2種を飲み比べ、色、香り、味を入念にチェック。ぶどうの種類や製造法を知って飲んでみると、それぞれのワインが持つ特徴、味の違いがよく分ってきます。彼は講釈を述べながらも、「常識はあまり気にしないで、好みのワインを好きな時に飲むのがいい。」とも・・・。そして最後はブレンディング。違う種類のワインを混ぜ合わせることにも驚いたけれど、これがとてもおいしくて、また驚き。他の参加者の多くも同じ感想で、彼が言う「タブーは無い」という言葉を実感します。ちなみにその日テイスティングしたワインは、白がセミヨンとシャルドネ、赤はメルローとカベルネ。

ここハンターバレーのワイナリーを何軒か訪ねてテイスティングを重ねてみると、ブランドや値段にこだわらず、自分がおいしいと思うものを選べばいいという、とてもシンプルなことが分ってきます。そしてメインの料理が魚なら白ワインを、肉なら赤ワインをという定説さえ、あまり気にしなくていいということも。
スクール後、著名なワインの本をペラペラとめくっていたら、「良いワインというのは、銘柄や値段よりも“自分がおいしいと思うもの”である」と書いてあり、心から納得。
ワイナリー イメージ

ぶどう畑を散策