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オーストラリアのビールとワインについて
ワインといえば、フランス、ドイツなどヨーロッパが主流ですが、南半球の太陽と安定した気候のもとで造られたオーストラリアンワインも、なかなか捨てたものではありません。 最近では、ヨーロッパのワインに混じっておいしいオーストラリアワインが日本の市場に出回ってきています。まだまだ歴史も浅く知名度も低いですが品質が良く、その90%以上が3年以内に消費されることから、価格的にも安いので、気軽に楽しんでいただけます。
オーストラリアでは、ワインの他にもビールの消費量が多く、たくさん銘柄があります。 各州ごとに州のビールがあります。 例えば、ケアンズはクイーンズランド州にあり、クイーンズランド州のビールと言えば、『XXXX』(フォーエックス)です。 その他に、メルボルンのあるビクトリア州の『VB』(ビクトリアンビター)、シドニーのあるニューサウスウェールズ州の『TOOHEY'S』(トゥーイーズ)などがあります。
あまり飲めない方でも、とても飲みやすい“ライト”(アルコール度の低いもの)がありますので、試してみてください。
ワインの歴史と分類
ワインはBC5500年に西イランのザグロス山で造られ、BC3000年にエジプトからフェニキアに移り、BC2000年にギリシャ、BC1000年にイタリア、アフリカそしてBC600年にフランスへ広まりました。
オーストラリアへは、1788年英国からの流人船に同船していたGORERNER SR PHILLIPが自分の庭に植えたのが最初と言われています。 その後、1823年にタスマニアに広がり、1825年には ハンターバレー(Hunter
Valley) に初めてワイン農場ができ、1834年にビクトリア州、1837年にサウスオーストラリア州に広まりました。
オーストラリアのワインは、約70%が白ワイン、23%が赤ワイン、残りの7%が混成ワインです。 全体の90%が3年以内に消費されています。
オーストラリアワインは、土壌、気候に恵まれた南部に多数のワイナリーが点在し、近代技術の導入により世界のワイン品評会で数々の金メダルを受賞しています。 特徴は、フルーティーでやわらかなワインで、仕込んですぐ飲める安価なワインとして評判が定着しています。
なぜ、成熟後3年以内に消費されるワインが殆どなのでしょうか? まず、長期間寝かせて熟成させるには時間と経費がかかること、またオーストラリア人の好みがフルーティーで軽い口あたりのワインを好むこと、近年輸出量が増えるまでは、国内消費分のみの製造で足りていたため、海外の一流ワインと競合の必要がなかったことなどが考えられます。
最近は、海外向けのワインとして、長期熟成型のワインの生産が増えてきています。
| ◆お酒の分類 | |||
| 醸造酒 | 原料を砕いて酵母の作用で発酵させたもの | ワイン、日本酒、ビール など | |
| 蒸留酒 | 醸造酒を蒸留しアルコール度を高めたもの | ウイスキー、焼酎、ジン など | |
| 混成酒 | 醸造酒や蒸留酒に他の原料を混ぜて造ったもの | 梅酒、カルーア、チェリーブランデー など |
◆各葡萄の品種ごとののみ頃年数 (赤色の年数が飲み頃年数です)
| 飲み頃温度 | ワインの造り | |
| 白ワイン | 5℃(甘口)〜10℃(ドライ) | 白葡萄を収穫し、圧搾機にかけて絞り、発酵タンクに移す。 この際、表皮、軸、種などのかすは除かれる。 一次発酵が終了した段階でビンまたは樽に移し、更に熟成させる。 |
| 赤ワイン | 12℃(軽い)〜18℃(重たい) | 赤葡萄を収穫し、圧搾機にかけて絞り、表皮、軸、種などのかすと一緒にタンクへ移し発酵させる。 この時点で表皮、軸、種から出るさまざまな成分がワインに含まれる。 一次発酵が終了した段階で樽に移し更に熟成させ、後にビン詰めする。 |
| ロゼワイン | 7℃(甘口)〜10℃(ドライ) | 赤葡萄を収穫し、圧搾機にかけて絞る。 絞り汁は表皮から出た色素によりロゼ色となり、表皮、軸、種などのカスは取り除かれる。 あとは白ワインと同様に熟成させる。 安価なロゼワインは白ワインと赤ワインを混ぜて造られる。 |
| シャンパン | 5℃(甘口)〜10℃(ドライ) | 白ワイン同様に造られるが、一次発酵終了時点でビン詰めする際に糖分を加え、ビンの中で二次発酵させるため、ビンの中に炭酸ガスが閉じ込められ、ガスが泡となって飲む際に出てくる。 |
| *飲み頃の温度は、下げると甘さが抑えられますが、ワインに含まれた複雑な成分が殺される。 一般に香りに富んだワインは室温(18℃)で楽しみ、デザートワインは極力冷やして楽しむ。 (よく言われる室温とは、ヨーロッパの城のダイニングの室温で一般には15℃〜18℃を指します) |
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| ◆白ワイン | |||
| * シャルドネ | Chardonnay | ビン詰め後 | 2年 〜 4年 〜 15年 |
| * リースリング | Riesling | ビン詰め後 | 1年 〜 3年 〜 8年 |
| * ソービニオンブラン | Sauvignon Blanc | ビン詰め後 | 1年 〜 3年 〜 8年 |
| ◆赤ワイン | |||
| * カベルネソービニヨン | Cabernet Sauvignon | ビン詰め後 | 3年 〜 5年 〜 20年 |
| * シラーズ | Shiraz | ビン詰め後 | 3年 〜 7年 〜 25年 |
| * ピノノアール | Pinot Noir | ビン詰め後 | 2年 〜 4年 〜 15年 |
ワインラベルの読み
オーストラリアでワインを買いたいという方のために、簡単にラベルの見方をご紹介いたします。
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| 1 | 義務 | ワイナリーの名称または、ワイナリーで造られるワインで銘柄 |
| 2 | 義務 | 使用されている葡萄の品種で、単一の場合は85%以上の比率の使用が義務付けられる。 このラベルの場合、2種類の合計が85%以上を意味する。 |
| 3 | 任意 | ビンテージは85%以上が記載された年に収穫された葡萄により造られたことを意味し、年号のないワインは、普通安価なテーブルワインに多い。 |
| 4 | 任意 | 収穫地の記載は、85%以上がそこで採れたことを意味する。 |
| 5 | 義務 | ワインが100%オーストラリア産を意味する。 |
| 6 | 義務 | ワインに含まれるアルコールの度合い。 |
| 7 | 義務 | ワインの量 |
| 8 | 義務/任意 | ワインに含まれる品種の記載は、義務付けられているが、%は任意の表示。 |
| 9 | 義務 | ワインの生産者の名称と住所が必ず記載される。 |
| 10 | 義務 | ワインに使用されている防腐剤の記載が義務付けられている。 この場合は二酸化硫黄が100万分の20の割合で混入されていることを意味する。 (人体には無害) |



